先日、
OAC(日本広告制作協会) という団体が主催する 2005INTERNET BUSINESS SEMINAR に参加させてもらいました。
この団体、初耳の方も多いことと思いますが、名前の通りどちらかというとグラフィック等の広告クリエイティブを専門とする企業さんが作った団体であるとのことです。
こうした団体が、インターネットビジネスのセミナーを行なうこと自体、やはりネットの力が強くなってきた、ということなのでしょう。
逆に、やっとインターネットビジネスでもクリエイティブ、ということが重要視されて、クリエイターたちの表現の対象となり始めた、ということも言えるかと思います。
会場は表参道のダイヤモンドホールでした。街路樹が微妙に色づきはじめていて、秋なんだなーとじっかんしました。そんなこんなで会場入りしましたが、いかにもクリエイターという感じの人から、おじいさんまで、様々な層の人が出席していました。
さて、このセミナーですが、今回は4人の講師が来て、それぞれ30分ほど話しを聞かせてくれました。
@ヤフーの広告本部の近藤部長さん
インターネット及びその広告の普及状況周辺の話
Aメディアレップのデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム の横山副社長さん
@と同じく、現在のインターネットとインターネット広告が置かれた状況を別の視点から
Bアサヒビール の宣伝部の横山プロデューサー
企業のWEBサイトの運営の状況と今後について
Cデザイン・製作会社コンセント のディレクター長谷川さん
サイト制作の進め方について
4社4様の話が聞けて、WEBプロモーションとサイト制作のどちらにも興味のある自分としては、非常に参考になりましたが、特にAは、なかなか厚みのある話で良かったと思います。
DAC社の横山副社長さんは
インターネット広告革命という本を書かれているそうで、今回はおおむねそれに沿った内容だとのことでしたが、TVの視聴率・新聞の閲読率の低下の話、CMスキップの話やネット広告の表現力に革命的な変化が生じつつある、といった話が参考になりました。
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<具体的な内容のメモ>
TV・・・視聴率はネット時代になっても落ち込んでいない、ということが言われているが、よくよく調べてみると、ある程度の年齢の女性など、届かない層が出てきている。また、ながら試聴の割合が多くなっており、ユーザーの試聴行動には、だんだんと変化が生じつつあると思われる。
新聞…特に若い層で、かなりの勢いで閲読率が落ちてきている。
CMスキップ…今まで業界では、タブー視されてきたが、楽天の三木谷社長のTBSとの交渉の中でも出てきた通り、そろそろ表立って考えなければいけない時期に来ている。デジタルビデオのHDDの発達によるCMスキップは、テレビ広告にとって大きな問題となりつつある。
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横山副社長の話の中では、この他、
VTRという指標の話がありました。これはView Thurough Rate の略で、バナー広告を見せてから、30日以内に、広告主のページに訪問する確率を言ったものだそうです。
ある米国企業の調査によると、このVTRが2003年頃から、CTR(バナーのクリックレート) を抜くようになったとの事でした。
この業界では、まだなかなか
バナーの認知効果、ということがあまり認めていないのが現状です。こうした指標がもう少し分かるようになると、バナー広告の価値は、よりクライアントにアピールできるようになるのではないかと思いました。
この他、インターネット時代の広告コピー開発であるとか、今後求められる広告サービスとは、といったお話しもありました。
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<具体的な内容のメモ>
今後求められる広告サービス
・TVCM以外のコミュニケーションコンテンツ開発
・クロスメディア戦略対応
・自社メディアとしての企業Webサイト構築
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いずれにせよ、面白いデータ等も多く、なかなか興味深く聞く事ができました。
本も買おうか、と迷い中です。
今回のセミナーですが、いろんな視点を注入するという意味で、出席してよかったです。